健康な肌を保つために

潤いのある健康な肌には、水分が必要不可欠です。それと共に水分の蒸発を防いで保護する皮脂も欠かせません。

水分と皮脂のどちらかが不足すると、健康で美しい肌を保てなくなります。だから、健康な肌には、水分と皮脂のバランスが大切なのです。

健康な肌を保つために必要なのが、ビタミンやミネラル、アミノ酸などです。ビタミンB1やビタミンB6は肌のターンオーバーに働きかけ、ビタミンB2やアミノ酸は脂質代謝をサポート、ビタミンCはコラーゲンの生成を助けます。

しかし、ストレスや不規則な生活(睡眠不足・乱れた食生活)などにより、これらの成分が不足すると、肌のターンオーバーがスムーズにいかず、肌トラブルの原因になるのです。

バランスのいい食事、規則正しい生活を送ることが皮脂分泌を正常にする近道です。「肌に良い食品」というものが世にあふれ、情報も氾濫していますが、やはり大切なのはバランスです。

肌にはビタミンCが良いといっても、果物ばかりを食べていては糖分の取りすぎになりますし、抗酸化作用があるからといってポリフェノールを含む赤ワインやカカオを大量に取ったり、肌の美白に効くというアスタキサンチンを含むイクラやタラコばかりを食べるのもよくありません。

いろいろなものをバランスよく少しずつ取ることが大切です

その上で脂性肌の人がとくに心がけなければいけないことは、脂肪、オイル、ラード、マーガリン、バターやそれらを含む食品や、精白した砂糖を多くむ食品を控えることです。

またアルコールや、香辛料などの刺激物の多量摂取も控えましょう。健康な肌は、腎臓と腸と肝臓の正常な働きにかかっています。

肝臓は老廃物の排出を助ける物質を作るだけでなく、加工食品、飲み物、アルコール、薬、細菌やウィルスによって体内で生み出された毒素のろ過も行っています。

脂肪や糖質やアルコールをとり過ぎますと、肝臓に負担になり、肝臓などの代謝機能が低下すれば脂性肌が悪化する可能性があります。それから、脂性肌の人には、ビタミンBが重要です。

ビタミンB群の中でもB2とB6がとくに重要です。ビタミンB2はたんぱく質の働きに関係していて、肌を丈夫に保つ効果が、ビタミンB6は健康な肌を維持すると同時に免疫力を高める効果もあります。

どちらも皮脂腺の働きを正常に促す作用があります。ビタミンB2はうなぎや海藻、卵やヨーグルト、レバーなどの内臓に多く含まれています。


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