皮膚科選びのポイント

皮膚治療はドクターとの相性がとても大切で、ドクターの考え方や医療方針、得意手術などを聞くことはとても重要です。

皮膚科を受診する際には、できるだけ皮膚科専門のところにしましょう。「内科・皮膚科」などと併記してある場合は、内科医が片手間に皮膚科も診ていることが少なくありません

ちょっとした症状であればそのような病院でも良いですが、慢性化しやすく、原因が複雑でなかなか診断がつかないような症状では、やはり皮膚科専門のところを選ぶのが良いでしょう。

抗アレルギー剤ひとつにしても、さまざまな種類のものがありますので、知識を深めてどんどん質問し、納得の行く説明をしてくれるドクターを見つけましょう。

また、ニキビを例にとると、「大人のニキビ」についてよく理解をしていないドクターも少なくありません。

そうしたドクターは、思春期のニキビと同じ治療をするだけだったり、患者さんの話を聞くこともなくすぐにストレスや生活の不規則を原因として特定したりするなど、知識の偏りがあるケースがあります。

ニキビ専門外来というのもありますので、そうした皮膚科を受診すると良いですが、それでもドクターによって治療法、ニキビへの考え方がさまざまです。

角質をとることに重点を置くドクターもいれば、ホルモン療法をおこなうドクターもいます。どれが正しいかということではなく、ある人には大変効果があったものが自分には効果がないということがよくあります。

気になるクリニックをいくつか選んだら、更に詳しい情報収集しましょう。WEBや資料では解決しなかった疑問点や不安な点を各クリニックに直接問合せてみてください。

でも、直接電話するのはちょっと‥‥という方は、メール相談を行っているクリニックもたくさん有りますので、それらを気軽に活用してみましょう。対応の丁寧さや病院の雰囲気もずいぶん分かってきます。


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