脂性肌になる原因は?

脂性肌は角質層内の水分は正常ですが、皮脂の分泌が比較的多いことが特徴です。

見た目には肌に艶がありますが、皮脂分泌が過剰なため水分はどんどん蒸発して油分だけが残り、肌のテカテカが目立つようになります。

あまり過剰に分泌され続けると、常に毛穴が開き気味のため毛穴を詰まらせてアクネ菌が繁殖し、白血球やリンパ球を刺激して炎症を起こして皮脂型ニキビ(赤ニキビ)や吹き出物ができやすい原因となります。

皮脂の分泌量は、一人ひとりの体質により個人差があります。脂性肌は生まれ持った体質だけでなく、食生活や生活習慣などのさまざまな要因によって発生します

食生活については、糖分やアルコールは体内で中性脂肪に作りかえられるため、皮脂の原料となり分泌量を増やしてしまいます。

油分の過剰な摂取も皮脂の分泌量に影響します。生活習慣では、寝不足やストレスによる影響でホルモンバランスが変調をおこし、皮脂分泌が過剰になってしまう原因となります。

脂性肌はまた、お肌の乾燥が原因のひとつともいわれています。脂性肌と乾燥肌は正反対の症状と思われていましたが、体の部位によって脂性肌のところと乾燥肌のところがある混合肌の人もいます。

そして、肌の乾燥そのものが原因となって皮脂が過剰に分泌されている乾燥性の脂性肌も多数存在します。

スキンケアでは洗顔で洗浄力の強いものを使ったり、ゴシゴシ洗ってお肌の刺激を与えているとますます皮脂の分泌量が増えてしまいます。

皮脂をとりすぎるとかえってそれに反応して皮脂の分泌が活発になりますので注意しましょう

過剰な皮脂の分泌を抑制するには、適度に水分が保たれた健康な肌に戻すことがとても大切です。


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